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庄川温泉郷

五箇山と温泉に寄り添う、大人の静養旅。― 富山・庄川温泉郷特集 観光モデルコース

 富山県砺波市の庄川沿いに広がる温泉地・庄川温泉郷は、峡谷とダム湖に囲まれ、昔ながらの風情を残す湯のまちです。
周辺には、世界遺産の五箇山や伝統工芸の町並み、アートミュージアムなど多彩な魅力が点在します。

 庄川峡は、富山県を代表する自然の絶景が広がる渓谷エリアで、庄川の清らかな流れによって長い年月をかけて形成された地形が特徴です。この峡谷は、昭和初期に作られた小牧ダムを中心に、その風景美と水資源の活用が注目されました。石灰岩が削り取られた独特の岩肌や、深い青緑色の川面が訪れる人々を魅了します。また、春の桜や、秋の紅葉といった変化に富んだ情景が1年を通じて楽しめるため、旅行者から高い人気を誇ります。

五箇山と温泉に寄り添う、大人の静養旅

Day 1:文化と湯のはじまり

10:00  新高岡駅でレンタカーを借りて出発
🚙 【新高岡駅】から車で約35分
10:45  【瑞泉寺門前町・八日町通り】で街歩きと工芸品散策

瑞泉寺

 2018年 (平成30年)5月「宮大工の鑿一丁から生まれた木彫刻美術館 井波」が文化庁により日本遺産に認定されました。日本遺産は現在、全国104箇所が認定されています。
 井波の歴史は瑞泉寺と共に六百三十有余年に亘って歩んでおり、江戸時代後期に京都の御用彫刻師から伝えられた寺院彫刻の技法により井波の宮大工が山門を再建したことが井波彫刻の始まりとなり、現在も200名の彫刻師が活躍しております。
12:30  【昼食】地元の定食屋で和定食 

蕎麦懐石 松屋

 古い街並みが残る木彫りのまち井波にある、大正元年の創業お蕎麦屋さんです。現在の当主は4代目。創業以来、手打ちにこだわり、だしも昔から変わらない味を守り続けています。150年前の古民家を改装したお店の外観は圧巻で、長い歴史を感じさせる、高度な技術の座敷欄間も必見です。麺はのど越しのいい細麺で食べやすく、旬の野菜の天ぷらはカリカリで甘みがじわっときます。趣のある井波の街中で、こだわりの手打ち蕎麦を堪能してみませんか。
🚙 【瑞泉寺】から車で約35分
13:30 【南砺市立福光美術館】へ移動し、芸術鑑賞

福光美術館

 森の緑と野鳥の声に包まれた福光美術館は、棟方志功、石崎光瑤の作品を常設展示。地域ゆかりの作家作品をコレクション室に展示しています。そのほか年間を通じて多くの企画展を開催、多目的スペースでもさまざまな企画やイベントを行っています。
🚙 【福光美術館】から車で約25分
15:30 【庄川温泉郷】チェックイン、温泉でゆったり
18:00 【夕食】宿で季節の会席料理

Day 2:世界遺産と峡谷の自然

9:30 朝食後、【庄川温泉郷出発】
🚙 【庄川温泉郷】から車で約35分
10:00 【五箇山・相倉集落】で散策&ガイドツアー

世界遺産 相倉合掌造り集落

 菅沼合掌造り集落ともに、1970年(昭和45年)に国の史跡指定を受け、1994年(平成6年)に重要伝統的建造物群保存地区に選定。1995年(平成7年)に世界文化遺産に登録された相倉合掌造り集落には、20棟の合掌造り家屋が現存しています。田畑、石垣、雪持林など懐かしい景観に囲まれ、昔ながらの生活が息づく、山間の小さな集落です。*撮影スポットは集落駐車場の登り口から段々畑沿いに徒歩5~6分。高台からは周辺の山々に抱かれるような集落の全景が一望できます。
12:30 【昼食】五箇山郷土料理(そば・山菜など)

合掌茶屋 相倉屋

山菜、五箇山豆腐などのトッピングもあり、うどん・そばを手軽に楽しめます。
🚙 【五箇山】から車で約35分
13:30 【庄川峡 小牧港】で遊覧船体験

庄川峡遊覧船

 庄川遊覧船では2コースをご用意しております。
船でしか行けない温泉宿として有名な大牧温泉を巡る「大牧温泉コース」、
短時間で遊覧船を堪能する「長崎橋周遊コース」からお選びください。
🚙 【小牧港】から車で約35分
15:30 【温泉宿】へ戻って2泊目(別宿も◎)
18:00 【夕食】季節の懐石料理と地酒

Day 3:静かに終える最終日

8:00 朝食後、【庄川ウッドプラザ】で足湯 徒歩圏内

庄川ウッドプラザ 足湯

良質な庄川清流温泉を無料で楽しめる足湯です。春には桜、初夏には新緑、秋には紅葉が目の前に広がりロケーションも抜群!チューリップの花びら足湯やゆず足湯もお楽しみいただけます。
🚙 【庄川温泉郷】から車で約10分
10:00 【砺波散居村ミュージアム】で農耕社会の歴史を学ぶ

となみ散居村ミュージアム

日本の歴史は、農耕社会の歴史であり日本各地に数多くの農村集落が残っています。
その多くの集落の形態は農作業が集約的な労働であったことから農家が寄り添い田畑はその周りに展開しています。しかし砺波平野の集落は「散居村(さんきょそん)」と呼ばれるように個々の農家が点在し、農家の周りに保有する田畑が集まっています。それぞれの農家は屋敷林と呼ばれる木々で囲まれ、これらは小さな森としての機能を持っています。この「散居村」は日本でも数えるほどしかなく、また砺波平野の「散居村」は日本でも最大級の規模を誇っています。
となみ散居村ミュージアムは、「散居村」を保全するとともに、この地方に伝わる伝統文化や優れた景観を全国に発信し、地域の賑わいを創出するため構想された「となみ野田園空間博物館」の拠点施設として2006年6月に開館しています。
🚙 【砺波散居村】から車で約10分
11:30  【昼食】道の駅庄川でランチ

道の駅庄川

お昼の手づくりランチは地元野菜たっぷり。行くたびに楽しい日替わりメニュー。ハンドドリップコーヒーの幸せな匂いがただよう店内は、おひとり様でもゆったりと。友だちやお孫さん、子供たちとのんびりと。のどかな空間を大切に、いい時間を分かち合える、みんなの場所です。
🚙 【道の駅庄川】から車で約30分
13:00  【新高岡駅】へ(レンタカー返却)

鳥越の宿 三楽園

■温泉■
大正時代より温泉成分の良さから名湯として知られ、全国的にも珍しい成分の異なる2つの「にごり湯」が愉しめます。
炭酸水素塩泉/皮膚を柔らかくして肌がスベスベになります(別名:美肌の湯)
炭酸鉄泉/鉄分を多く含むため特に婦人系の疾患に効果があると云われています
■夕食■
北陸の代表的な味覚を堪能できるグルメプランです。
脂がのり口の中に入れた瞬間にとろける高級魚「のどぐろ」、水晶のように透きとおった美しさから富山湾の宝石と称される「白えび」を味わっていただくお料理満喫プランです。
料理長が一品一品心をこめた三楽園会席をベースに、北陸らしさにこだわったお料理をぜひご堪能くださいませ。

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