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金沢の観光スポット大定番!金沢城のおすすめ回り方を紹介

兼六園に隣接した前田利家の城、金沢城。
おすすめポイントや写真スポットをコンパクトにご紹介します。

金沢城って有名だけどどこに行けばいい?そんな悩みを解決!

加賀百万石の礎を築いた戦国武将、前田利家が居城としていました。
かつて金沢大学のキャンパスが城内に設けられたほど広大な敷地で、どこを歩いたらいいか迷ってしまうかも。
見どころである「石垣の博物館」とも呼ばれる石垣の数々を楽しめる、定番ポイントを押さえたルートを紹介します。
お散歩に、ピクニックに、撮影旅行にと、様々なシチュエーションで楽しんでみてくださいね。
目次1. 石川門(いしかわもん)【兼六園から直接行ける】
目次2. 菱櫓(ひしやぐら)【城の内部を見学できる】
目次3. 玉泉院丸庭園(ぎょくせんいんまるていえん)【休憩所も紹介】

石川門(いしかわもん)【兼六園から直接行ける】

金沢城公園の玄関口「石川門」は、兼六園の「桂坂口(かつらざかぐち)」のほぼ向かいに位置し、かつては搦手門(からめてもん)と呼ばれた裏門でしたが、今は誰もが「金沢城といえばここ!」という写真スポットになりました。
2層の櫓(やぐら)と複数の門が組み合わされた、枡形(ますがた)と呼ばれる複雑な構造は、守りを意識した城造りならでは。春は桜、夏は若葉、秋は紅葉、冬は雪吊り。四季折々のいろいろな表情であなたを迎えてくれます。

菱櫓(ひしやぐら)【城の内部を見学できる】

石川門をくぐった先の広場でひときわ目立つ、横長(高さ17.34mの3層3階建て)の大きな建物。
「菱櫓」と呼ばれていたのは、物見櫓として使われていたこの建物の平面が菱形になっていたから。
広大な敷地の中で、城の中枢エリアへと向かう人を監視し、戦の指揮を取る重要な場所でもあったとか。
菱櫓の入口は広場を抜けた先にあるので、少し歩く必要はありますが、それほど遠くはありません。
内部見学(有料)もできるので、櫓の中から広場を見下ろせば、戦国時代にタイムスリップ?

玉泉院丸庭園(ぎょくせんいんまるていえん)【休憩所も紹介】

菱櫓を背に道なりに進み、緩やかな下り坂の右手に見えてくるのが、「玉泉院丸庭園」。
兼六園に比べるとこじんまりした造りで、プライベートな雰囲気が強めです。
休憩所「玉泉庵」では、生菓子付きのお抹茶(有料/予約可)を味わいながらお庭を眺めるという、特別な時間を過ごせます。
毎週土曜日および指定日の日没後、金沢城公園全体がライトアップされる中では、この玉泉院丸庭園が一番の映えスポットかも。
ただ灯りは抑えめなので、夜景モードでの撮影がおすすめです。
玉泉院丸庭園を見学した後の観光ルートとしては、近くの「鼠多門口(ねずみたもんぐち)」が尾山神社、「玉泉院丸口」がしいのき迎賓館・21世紀美術館へのアクセスに便利です。
住所 石川県金沢市丸の内1番1号
電話番号 076-234-3800
入場料 入園料無料
営業時間 3月1日~10月15日  7:00~18:00 (退園時間) 10月16日~2月末日 8:00~17:00 (退園時間)
定休日 年中無休
アクセス 兼六園下バス停から徒歩3~5分 (「この坂上兼六園」の看板を登ってすぐ)