北陸旅行なら【COREZO TRAVEL コレゾトラベル】能登珍味 なまこや　お食事処 海ごちそう

厳冬の能登の海から水揚げされる良質ななまこを、昔ながらの丁寧な手作業で、腸の一本一本を丹念に選別するこのわた作り。
また、日本三大珍味の一つに数えられる「干くちこ」は、なまこ一匹から極少量しか採れないなまこの卵巣を麻縄にかけて素干しにするなまこ珍味の最高峰です。
全ての工程が能登人による真心込めた手作業で行っており、
その粋を感じ取っていただきたいです。

七尾湾は比較的水深が浅く太陽の透過率が高いため、光合成により大量のプランクトンが発生します。そのプランクトンこそがなまこの餌となり、大きく成⾧します。
さらに大小40本程の河川が七尾湾に流れ込み、山々のミネラルを含む良質な水が七尾湾に流れ込みます。
また、内海なので荒れることが少なく、なまこの生育には最適の条件を満たしています。まさに、「天然の生け簀」といわれる所以です。

内臓である腸は「このわた」になり、卵巣は「干くちこ」になります。また、切り身は「なまこ酢」になり食卓を彩ります。
なまこの内臓を取り除いた身をボイルして乾燥させた食材は「金ん子」（乾燥なまこ）となり、中華料理の高級食材として珍重されています。
また、なまこ自体がコラーゲンの塊であり、その特性を活かした化粧石鹸「なまこ美人」を開発しました。
このように捨てるところが少なく、エコな食材であることがなまこの魅力ですね。