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170年間、金沢で求められた味と技
当店は、江戸時代末期の嘉永二年(1849年)に創業以来、170年にわたり「金沢」と共に歩み続けております。 歴史的な由緒を有する「方丈菓子」や「加賀宝生」「花うさぎ」など、加賀銘菓の伝統を今に伝え、昔ながらの 製法にこだわりながらも現代にも愛される味覚や商品作りに努力を続けてまいりました。 皆様にも諸江屋の代々の技を味わって頂きつつ、「金沢」の歴史や風を感じて頂けたなら幸いでございます。
~目立ちもせず、埋もれもせず を意識した店舗~
落雁諸江屋は直営店舗が金沢市内に全5店舗あります。その中でも独立店舗である本店と西茶屋茶寮はどちらも野町地区に位置します。落雁諸江屋のこだわりは、他の店より目立つことなく、しかし埋もれもしない店舗づくりです。にし茶屋街の古風な町並みにあった風情ある雰囲気も大切にしつつ、創業170年という歴史の重さをあえて出さないよう白基調で明るい雰囲気を出すことで、お客様が立ち寄りやすい店舗を作り上げているとのことです。またにし茶屋街に位置する西茶屋茶寮は、販売スペースの奥に喫茶スペースを併設し、季節に合った上生菓子やお茶を楽しめます。にし茶屋街に訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
~愛され続ける味にこだわり続ける~
味にはこだわりがあり、感覚としては娘を嫁にもらってもらうような気持ちと社⾧はおっしゃいます。派手でもなく貧層でもなく、その子に似合った味を身に着けて、色んな人に受け入れてもらえるような味を追究し続けていきたい、との思いです。また、≪金沢の情景や洗練されたイメージを、言葉ではなく味で表したい≫≪金沢土産で落雁を貰った時に、「気遣ってくれたんやね、ありがとう」と思われるような高貴さも残したい≫という思いも込められています。創業170年の老舗店舗でありながらも、常に味にこだわり続け、味の本質を追いかけていきたいという社⾧の強い思いが、落雁諸江屋が愛され続けている理由なのですね。
店舗おすすめ
1位
加賀宝生
10個入り1,350円(税込)
羊羹を挟んだ淡い塩味の生らくがん
加賀宝生
10個入り1,350円(税込)
羊羹を挟んだ淡い塩味の生らくがん
2位
金の霊澤
3個入り616円(税込)
栗入り抹茶練り羊羹
金の霊澤
3個入り616円(税込)
栗入り抹茶練り羊羹
3位
La・KuGaN
12個入り540円(税込)
梅型の小落雁
La・KuGaN
12個入り540円(税込)
梅型の小落雁
COREZOインタビュー
対談者のご紹介
てんちょうちゃん
取締役社長 諸江 隆さん
社⾧が考える落雁の魅力とは何ですか?
伝統的和菓子であるものの、形も色も風味も全てカスタマイズでき、日本の四季を表現できる点が面白いと思います。春夏秋冬、日本人が綺麗だと感じる風景を切り取って、落雁で表すことができます。落雁と言えば固く四角いといった固定概念がありますが、春ならさくらの形、秋なら栗の形にしたりなど、遊び心も取り入れることができるのです。一度来ていただければ、きっと新しい発見があります。
家業を継がれたきっかけをお聞きしても宜しいでしょうか?
最初は目の前にあった仕事を継いだという感覚だったのですが、「諸江屋の落雁」という和菓子を求めてくださるお客様がいたから続けていきたい、繋げていきたいという思いが強くなりました。
ズバリ社⾧が選ぶおすすめ商品は何ですか?
通常の落雁とは一味違った‟生らくがん”です。落雁と、加賀宝生という生〆菓子が組み合わさって派生したものになります。落雁を柔らかく食べられるようにという思いから生まれました。乾燥させず、液体の砂糖を使うことで水分を保ち作り上げています。もう1つは季節の商品ではありますが、栗きんとんがおすすめです。(秋限定)
材料は栗と砂糖のみというシンプルかつ贅沢な点が特徴です。栗そのままをふんだんに使うことで本来の甘味を引き出しております。
材料は栗と砂糖のみというシンプルかつ贅沢な点が特徴です。栗そのままをふんだんに使うことで本来の甘味を引き出しております。
基本情報
店舗名 | 落雁 諸江屋 |
---|---|
住所 |
本店:石川県金沢市野町 1 - 3 - 59、西茶屋菓寮:石川県金沢市野町 2 - 26 - 1 |
電話番号 | 本店:076 - 245 - 2854、西茶屋菓寮:076 - 244 - 2424 |
定休日 | 本店(野町):木曜日、西茶屋菓寮:火曜日 |
お支払い | 北國VISAデビットカードポイント使えます。 |
公式HP | https://moroeya.co.jp/ |
この記事は2022年4月1日時点の情報であり、記載内容が変更となっている可能性もございますのでご了承下さい。 |